新型コロナウイルス:基本的な対応等
令和5年4月時点の国からの基本的対処方針
- 新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について|内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室
- 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和3年11月19日(令和5年2月10 日変更)、新型コロナウイルス感染症対策本部決定)https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_20230210.pdf
- 新型コロナウイルス感染症の感染防止に配慮して通いの場等の取組を実施するための留意事項について https://www.mhlw.go.jp/content/001063750.pdf
- マスク着用の考え方の見直し等について(令和5年3月 13 日以降の取扱い)
https://www.mhlw.go.jp/content/001056974.pdf
厚生労働省に要望書を提出(新型コロナウイルス感染症)
認知症関係当事者・支援者連絡会議(認知症関連の4つの団体で構成)では、2022年10月25日加藤勝信厚生労働大臣宛に「新型コロナウイルス感染症の長期的な流行下における認知症の人とその家族への対応・支援に関する要望書」を提出しました。
新型コロナウイルス感染症流行下における認知症の人と家族への対応・支援に関する緊急要望書を提出
公益社団法人認知症の人と家族の会が参加する「認知症関係当事者・支援者連絡会議(全国若年認知症家族会・支援者協議会、男性介護者と支援者の全国ネットワーク、レビー小体型認知症サポートネットワーク、公益社団法人 認知症の人と家族の会)では、新型コロナウイルス感染症に対する緊急要望書を2020年10月7日付で厚生労働省に提出しました。
- 新型コロナウィルス-緊急要望書を提出
- 新型コロナウイルス感染症流行下における認知症の人と家族への対応・支援に関する緊急要望書
- 「新型コロナウイルスに関する認知症の人と家族の暮らしへの影響」緊急WEBアンケートについて
- 「新型コロナウイルスに関する認知症の人と家族の暮らしへの影響」緊急WEBアンケート(回答期間2020年9月7日から2020年9月30日)
「つどい」などイベントの開催について(令和2年7月1日更新)
令和2年2月25日の厚生労働省の事務連絡等を踏まえ、「基本的な対応」を公表しました。新型コロナウイルス感染症の拡大、緊急事態宣言発出を踏まえ「家族の会」が開催する「つどい」等のイベントに対応方針を令和2年4月6日、令和2年5月13日に更新しました。その後、緊急事態宣言が解除され、都道府県間の移動自粛も解除された状況での状況を考慮し、令和2年7月1日時点での基本方針を更新いたします。
基本的な対応(令和2年7月1日更新)
参集して実施する支部行事、世話人会、つどい、カフェなどについては、十分な感染予防対策を講じた上で実施することとします。実施にあたっては、国や都道府県等の要請に従うとともに、感染状況に応じて、開催等を判断します。下記の感染予防対策、主催者からの運営方法に従いご参加ください。行政などの委託により実施する「つどい」「オレンジカフェ」などは、委託側の判断に従います。これらは、令和2年7月1日時点での方針であり、その後の状況により変更する場合があります。
詳細は各支部にご連絡ください
“つどい”に参加できない場合、ひとりで悩まず電話相談にお話しください。気持ちが疲れてしまっている時、少しでも心が軽くなり、元気を出してもらえるよう、介護経験者が対応いたします。
コロナウイルス感染に不安を感じられている会員の皆様に
新型コロナウイルス感染症での基本方針更新の際に寄せられた医師の杉山孝博副代表、川井元晴理事のコメントを紹介します。
認知症の人と家族の会 副代表 杉山孝博
新型コロナウイルス感染は、緊急事態宣言などの国及び自治体の施策、国民の公衆衛生意識の高さおよび医療機関など関係機関の努力により、他国に例を見ないほどの経過で終息に向かっています。
緊急事態宣言が解除されて社会活動・経済活動が段階的に活性化していきますが、医療的視点からみれば、第2波、第3波の流行の発生は避けられないように思います。なぜなら、どの国・地域においても一人あるいは数人の感染者が発端となって感染が急速に拡大したこと、感染症状がほとんどないかあるいは軽度の状態の感染者が感染を広げていること、活発な社会活動をしている20~50 歳代の若い人たちが感染して今後もクラスターを発生しやすいこと、ワクチンや治療薬の開発が少なくとも半年間は期待できないことなどが挙げられます。活動規制や行動自粛要請の解除を徐々に行いながら、時に再度制限がなされるというという経過を辿ることになると思われます。
〇具体的な対策
【参加者・世話人とも】
①発熱などの症状のある人 ②職場などの方針で対外活動に参加制限のある人 ③感染に対する不安があって参加を差し控えたい人 ④その他、個別に理由のある人、については参加しなくてもよい。
【会場について】
①会場提供者の条件を守ること ②感染予防について配慮すること ③マイク・スピーカーなど会話を聞き取りやすい配慮をして実施
- コロナ感染に不安を感じられている会員の皆様に(令和2年5月の基本方針策定の際、杉山副代表からのコメント)
認知症の人と家族の会 理事 川井元晴
6月下旬現在、新型コロナウイルス感染症の第1波が収束しつつあると判断され、生活自粛が次第に緩和されつつある状況ですが、感染者は後を立たず、クラスター感染から感染爆発に至る可能性は常にあると考えた方がよさそうです。また、コロナウイルスは元来冬季に風邪症状を引き起こすウイルスですので、夏に一旦落ち着いたように見えても寒くなるにつれて再び感染拡大が生じる可能性があると考えられています。
すなわち、感染第2波が到来することを織り込みつつコロナウイルスと共に生きていく(ウィズコロナ)ことになり、感染対策を講じながら「新しい生活様式」を試みることが求められると考えられます。
〇具体的な対策
(1)3密を避ける方法を継続すること
開催場所の再点検が必要です。(定員の50%を目安にする。換気が充分できる場所かどうかの確認)
(2)飛沫が飛散、付着しないような対策、配慮を行うこと。(マスク着用、手指消毒、咳エチケット、アクリル板などのパーティション、手で触る部分の消毒)
(3)飲食を伴う場合には、特に注意すること。(ビュッフェ形式は避ける。食器の共有は避ける。距離を保つかパーティションを活用)
(4)健康チェックを行うこと。(体温測定や息苦しさがないか)
(5)参加者の連絡先を把握すること。(感染者が明らかになった場合に通知するため)
これまでと全く同じ形式で活動を行うことは出来ませんが、認知症の人と家族が安心して暮らしていくためには距離を取ったり接触せずに交流したりすることは困難だと思います。
今後、人の往来や社会活動がさらに回復するのに伴い、感染対策に充分留意しながら活動方法を模索する時期がしばらく続くと考えています。
認知症の人と家族の会の取り組み
新型コロナウイルス感染症流行下における認知症の人と家族への対応・支援に関する緊急要望書を提出しました。
「新型コロナウイルス感染症に係る介護報酬の特例措置によるサービス利用者への負担押し付けの撤回を求める緊急要請」を厚生労働大臣に提出しました。
厚生労働大臣に対して緊急要請(2020年3月16日)を行いました。
~認知症の人を介護している方へ~
認知症の方と関わるすべての方へのメッセージです。みんなでアイデアを共有し、力を合わせて、この難局を乗り切りましょう!
~認知症の方 ご本人へ~
認知症の方と関わるすべての方へのメッセージです。力を合わせて、この難局を乗り切りましょう!
これらの内容は、「家族の会」が加盟する国際アルツハイマー病協会(ADI)が作成した資料をもとに、当会の国際交流専門委員会で日本語に意訳したものです。
笑顔でまた会うために
「家族の会」では、インターネット動画を通じて、孤独を感じ、不安な日々を送る「仲間」に、「あなたは、ひとりじゃない」と、様々な人からメッセージを伝えます。第一回は丹野智文さんからのフォトメッセージです。
一日も早く感染拡大をとめ、高齢者をはじめとする人々の命を守るため、この難局を耐えて、みんなで乗り切りましょう。
■「認知症のご本人」「現役の介護家族」の方からのメッセージ動画をお待ちしています。
・新型コロナウイルスで混乱する社会の状況について、今、自分が感じていること
・同じような状況で困っている「なかま」たちへの想いと励まし
・社会の人たちに伝えたいこと
・医療、介護、福祉関係者、行政など現場で頑張っている人たちへの応援
・今は外出を控えることや、手洗いや清潔を保つこと
・非常事態宣言地域の人へ
・その他、何でも・・
詳しくは、 office@alzheimer.or.jp (「家族の会」本部事務局)まで。
【Webでつながる情報発信番組】~認知症にかかわるすべての人に安心を届けたい~
コロナ禍で解決の道が見えない状況に、様々な不安を感じている関係する人たちに、認知症関係当事者・支援者連絡会議から『📺WEB番組』を配信しています!
新型コロナウイルス感染症は、認知症の人、家族、介護者に多くの不安や課題を与えています。外出を控え、同じ立場の方と対面での交流ができなくなることは、ストレスや不安を増加させ、症状を悪化させることもあります。社会的距離を取る必要はありますが、社会的孤立はしないよう、パソコンやスマートフォンを利用し、電話・メール・ソーシャルメディアなどで会員、家族や友人と連絡を取り合うようにしましょう。
- 認知症の人と家族の会 電話相談
- 認知症の人と家族の会 各支部のホームページ・Facebook
- alun-alun | 認知症の人と家族の会 会員交流サイト
- 新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ) |厚生労働省
- 通いの場の再開に向けて(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮して通いの場を開催するための留意点です)
- 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
- 新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブル事例(国民生活センター)
- 認知症の人の状態に応じた新型コロナウィルス感染予防方法等に関する基礎知識・具体的行動プランをまとめたパンフレットの作成|広島大学大学院医系科学研究科 共生社会医学講座
- 月刊ケアマネジメント2020年7月号(6月30日発売)「【特集】信じよう! 介護の力新しい生活様式と認知症ケア」に会員の声と花俣ふみ代副代表のコメントが掲載
- ガラス越しの夫に…認知症の妻は笑顔を返し、手をつなごうとした。感染対策で介護施設も「面会制限」~カンテレ「報道ランナー」(2020/6/17OA) – YouTube
- 介護の悩み、また話せる 熊本県内認知症家族ら集い コロナで中断、3カ月ぶり(熊本日日新聞) – Yahoo!ニュース
- 病院や介護施設「面会制限」 認知症進むのでは…不安募る家族:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
- 関係「密」にできることを <700万人時代 認知症とともに生きる>新型コロナウイルス編(下) つながる|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
- 会えぬ家族 薄れる記憶 <700万人時代 認知症とともに生きる>新型コロナウイルス編(中) 孤立|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
- 感染懸念で支援難しく <700万人時代 認知症とともに生きる>新型コロナウイルス編(上) 分断|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
- 新型コロナで在宅時間増…認知症介護 ストレス深刻化(2020.05.12読売新聞 花俣ふみ代副代表理事がコメント)
- 面会制限での思いや取り組みについて滋賀県支部副代表、本部代表理事が取材を受けました
- 当会電話相談がNHK社会ニュースに取り上げられました
- 女性セブン4/30号「あなたを救う場所 人生・お金・仕事・食べ物・介護 明日に絶望する前に読んでください」に当会電話相談が掲載
- 週刊ポスト2020年4月10日号に鈴木森夫代表理事のコメントが掲載
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ご協力のお願い(感染対策について)
「家族の会」のつどいが通常通り開催され参加いただく場合は、下記の点についてご協力をお願いします。
a.基本行動
インフルエンザ対策と同様を基本とし、手洗い、うがいの励行、咳のある場合のマスク着用等のご協力をお願いします。
(画像出典)首相官邸ホームページより
b.参加予定の方へ
下記の症状がある方は、参加を控えていただきますよう、お願いします。
- 風邪症状のある方
- 発熱、体調不良の方
- 持病のある方
- その他、(家族や職場を含め)健康上不安のある方など
c.会場内の対策について
会場内に手指衛生用の消毒液を置きますので、手指消毒してからの入場をお願いします。
なお、地域(支部)によっては、消毒液の入手が困難な状況です。有無にかかわらず、洗面所での石鹸手洗いをしてからの入場のご協力をおねがいします。
d.通いの場に参加するための留意点(厚生労働省ホームページより)
e.その他
支部事務所内においては、備品や設備の消毒・清掃を心がけ、感染防止に努めます。
事務所入室時や、会議などへの参加、訪問においては、上記同様、感染防止にご協力いただきますよう、お願いします。