若年性認知症の人と家族のつどい『あんきの会』発足1周年記念 実施報告
2022年4月2日(土)は、花冷えのする一日でしたが、天気にも恵まれ、多治見市、土岐市、瑞浪市、そして岐阜市から認知症希望大使も務めるご本人さんとご家族、そして東濃5市に隣接する春日井市、瀬戸市からもご本人さんとご家族の参加を頂きました。発足時は、多治見市の3家族からのスタートですが、5家族が加わり、つながりの輪もすこしずつですが広がり始めました。
・第1部は、多治見名所観光巡りウオーキングです。虎渓山 永保寺と国宝に指定されています 開山堂と観音堂 と【国指定名勝】永保寺庭園を散策です。そこから虎渓公園までは急なのぼり坂です。今年は平年並み桜開花でほぼ満開でした。コロナ禍ですが、密にならないように多くの人が花見楽しんでいました。ここで少し休憩です。次は、日本三大修道院のひとつの多治見修道院です。車も通る細い道を通り下ります。ここも桜が満開です。みなさんと桜の木の下で記念撮影です。大聖堂は使用中でしたので、見学ができなかったのが少し残念でした。みなさんにステンドグラスを見ていただきたかったです。売店では、名物で有名なワインをお土産に買われているご家族さんもみえました。 虎渓公園 にもどり昼食です。花見をしながらの弁当も美味しかったです。
・第2部は、とうしん学びの丘“エール”研修室にて、ご本人同士、ご家族同士に分かれての交流、情報交換です。午後からは、認知症の人と家族の会 岐阜県支部の代表 小森 薫氏も岐阜市から参加頂きました。若年性ならではの困りごと、悩んでいること、男性ご本人の就労の継続の問題、女性ご本人の場合の家族への家事全般の問題、そしてその工夫方法の共有ができました。