巻頭言1:メールマガジン創刊準備号を発行
準備号No1発行にあたって、代表理事からのメッセージです。
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「認知症の人と家族の会」とともに認知症のことを知ろう
代表理事 鎌田松代
「公益社団法人 認知症の人と家族の会」のメーリングリストにご登録の皆様
各地で猛暑日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
今回から、認知症の人と家族の会では、メールマガジンを月1~2回程度、発行していきます。
このメールマガジンで認知症のこと、認知症になった本人のこと、認知症の人の家族のことを皆様に知っていただき、認知症の人と家族の会の活動にご理解とご賛同をいただきたいと思っています。
まず、今回は「認知症の人と家族の会」がどうしてできたのかというご質問にお答えします。
「認知症の人と家族の会」は1980年1月20日雪の降る京都で結成されました。
当時は認知症は「痴呆症」と呼ばれ、認知症の人は「呆(ぼ)け老人」と呼ばれていました。病院に受診しても、診断した医師から「痴呆症です。後はご自宅で看てください」といわれるだけでした。病気に関する情報は非常に少なく、インターネットも、ましてやテレビや雑誌でも取り上げられることのないない時代でした。
そんな時代に、新聞の全国紙に掲載された「呆け老人をかかえる家族の集会」の記事を見て全国から認知症の人の家族90名が集まりました。
結成後から各地で“つどい”(介護者の交流会)がはじまり、翌月から会報を発行しました。会報には認知症の病気のこと、介護方法、介護体験などが載っており会員はポストの前で会報が届くのを待っていたというお話も聞きました。当時は「痴呆」や「呆け」が忌み嫌われていたため、郵送封筒の差出人には「家族の会」という略称で発送していました。同じ介護体験をする人の話は、自分だけではないと孤立感が解消され、介護の励みになります。
「認知症の人と家族の会」を応援したい
☆年間5000円~の会費で会員になって応援する(毎月会報が届きます)
個人会員(5000円/年) 入会ページ
法人会員(10000円/年) 入会ページ
☆寄付をする 寄付ページ
☆クラウドファンディング(9~11月開催予定)
☆各地のつどいやイベントに参加する つどい紹介ページ
各地のつどい(2023年8月)
本人(若年)のつどい(2023年8月)
※準備号は不定期発行ですが、2023年9月21日の創刊号からは定期発行いたします。