メルマガ巻頭言:10月21日、支部世話人と下半期の活動について話し合いました(活動報告)

代表理事からのメッセージです。

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公益社団法人認知症の人と家族の会 代表理事 鎌田松代

支部代表者会議を開催しました

 「認知症の人と家族の会」の“つどい”会報発行、電話相談などの活動を実施しているのは47都道府県にある支部です。支部の活動運営は「世話人」という役員が中心です。世話人の代表である支部代表者との会議「2023年支部代表者会議」を香川県高松市で130名開催しました。


 喫緊の課題テーマは以下の通りです。

  1. 「共生社会の実現を推進する認知症基本法」について今後の支部での取り組みでの意見交換
  2. 2024年度改正の介護保険制度で審議されている「要介護1.2の人の通所介護・訪問介護の地域支援事業への移行」要望書案について
  3. “つどい”をよくする取り組み、財政など組織運営について  

 認知症のことを国が中心となり基本計画を作り、各地方公共団体がその計画を基に地域の実情に応じた施策を認知症の人や家族も策定会議に参画し作っていきます。私たちの望んでいることを、具体的な施策に盛り込んでいく話し合いが出来ることへの期待や懸念事項などの意見がありました。

 介護保険制度については益々ひどくなる「負担増と給付費の削減」の動きの中で、要介護1.2は認知症の人が独居でも訪問介護や通所介護を利用しながらの自立生活している人も多く、そのことを阻害するかもしれない、「地域支援事業への移行」に反対する要望書について意見を求めました。

 「家族の会」はこのように、みんなで話し合うことを大事にしてきました。そして良い取り組みを参考にし、活動を広げてきています。

 当会の活動を知っていただき、応援よろしくお願いします。

支部代表者会議アピール(2023年10月)

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