ピアサポート活動実態調査 報告書を発行!
「家族の会」では、「認知症診断直後からの本人やその家族へのピアサポート活動実態調査事業報告書」を発行しました。

この調査は、「令和5年度老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業」として実施したものです。
公益社団法人認知症の人と家族の会代表理事の鎌田松代は、発刊にあたって次のように述べています。
現実には「空白の期間」といわれる「支援のない診断後の時間」の平均が1年1か月だったというデータもありました。そこで今回の老健事業では、全国での診断後の支援の実施状況や支援の工夫、課題を把握する目的で調査しました。(中略)
この調査では、全国の様々なピアサポート活動の中から拾い上げた22 の好事例を紹介することができました。これらは、認知症の人と家族が診断後も自分らしく生きていくために、ピアサポート活動ができることのポイントがまとめられています。これらの事例では、いずれも居心地よく、楽しく、役割のある場をつくり、人々の対話を重視しています。選択でき連携しているピアサポートの場が、認知症の人や家族が認知症とともに生きる人生を再構築する場にもなっていました。
ぜひ、PDFをダウンロードしてご覧ください。
※印刷された「冊子版」をご希望の方には実費にて郵送いたします。「家族の会」事務局へお問い合わせください。